当院は、先代の院長が1967年に隣接地で開業しました。

2000年に現在の建物を新築し、現院長が産婦人科医院として診療を引き継いで以来、地域に根ざした診療をつづけ、おかげさまで25年が経ちました。

産科や周産期医療を取り巻く環境は変わりつつありますが、これまでそして現在において、当院として大切にしていることをお伝えできたら、と考えました。

当院は、院長が院内に居住して医療安全管理をしており、より安全な診療や分娩を目指しつづけております。

妊娠中の健診では詳細な胎児超音波検査をおこない、リスクの早期発見に努めております。

困難な出産や症例に対しては、上位病院が比較的遠方のため、タイミングを逃さず適切な判断ができるように努力しています。

婦人科については、子宮がん検診、かゆみやおりものの診断と治療、更年期に関する検査や補充療法、生理周期の調整や避妊に関する対応・処方など、女性のライフスタイルを支える診療をおこなっております。

不妊症の諸検査と人工授精までの治療をおこなっています。体外受精の適応・ご希望の方は専門施設へご紹介いたします。

入院については、助産師をはじめとする看護職員を24時間、常に配置することにより、おひとりおひとりのご様子やご希望を大切にする、きめの細かい看護を提供することをめざしております。

鉄筋の丈夫な建物内には、明るく快適な院内設備を備えており、清潔と安全対策を心がけております。

産後の回復や入院中の楽しみにとても大切な食事は、野菜の種類やたんぱく質・ミネラルが豊富なメニューを当院職員の栄養士が季節ごとに立案しております。給食調理も当院直営で、栄養士を含めたベテランの調理スタッフがすべて手作りで提供しており、好評をいただいております。毎日のおやつも手作りで提供しております。

皆さまにお目にかかれますことを、職員一同で楽しみにしております。

2025年2月

作永産婦人科　職員一同